<延坪島での砲声>北朝鮮「発破の音に驚いた南朝鮮傀儡軍」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.12 08:37
北朝鮮は西海(ソヘ・黄海)延坪島(ヨンピョンド)付近の北方限界線(NLL)側に2度実施した10日の砲撃について、「対象物建設のための発破作業を誤解したものだ」と主張する通知文を11日、韓国側に送ってきた。名前を明らかにしていない南北軍事実務会談北側団長名義でだ。
これに先立ち北側団長はこの日未明、朝鮮中央通信に「発破の音に驚いた南朝鮮傀儡軍部好戦者が状況をねつ造し、これを口実に軍事的対応行動をとる醜態を見せた」と主張した。また「国内では各種スパイ集団事件、保安法違反事件、暗殺陰謀事件を操作するなど反共和国対決の雰囲気を鼓吹している」と述べた。「暗殺陰謀事件操作」とは、中央日報が報道した北朝鮮による金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官暗殺の動きを指しているとみられる。北側の立場は米国務省報道官が定例記者会見で「北朝鮮に自制を求める」と述べた直後に出てきた。