「平昌」決定の瞬間に涙…李健煕会長の格別な思い(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.08 11:18
水滴も数多く落ちれば最後には石に穴をうがつように(水滴穿石)、一歩一歩真心を積み上げた。しかし水滴は石にだけ落ちるのではなかった。
7日午前0時過ぎ、ジャック・ロゲ国際オリンピック委員会(IOC)委員長が「ピョンチャン」の名を読み上げると、涙をこぼした人がいた。三星(サムスン)電子の李健煕(イ・ゴンヒ)会長だった。平昌招致団が一斉に手を挙げ歓呼の声を上げながら太極旗を振っていた時、李会長は静かに涙を流すだけだった。発表行事が終わってから席を移動しても李会長は改めて涙を見せた。一緒にいた夫人の洪羅希(ホン・ラヒ)リウム美術館館長と長女の李富真(イ・ブジン)ホテル新羅(シンラ)社長、二女の李ソヒョン第一毛織・第一企画副社長と夫の金載烈(キム・ジェヨル)第一毛織社長も一緒に涙を流した。