「辛ラーメンブラック」虚偽・誇張で農心に課徴金
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.28 15:01
「プレミアム」を標ぼうしながら従来の商品の2倍以上の価格をつけた「辛ラーメンブラック」が27日、公正取引委員会の制裁を受けた。 1億5500万ウォン(約1150万円)の課徴金も科された。 不当な値上げや談合があったことが明らかになったわけではない。
公正委は「辛ラーメンブラックの表示・広告が虚偽・誇張された」という結論を出した。 公正取引法ではなく表示・広告法違反ということだ。 公正委が問題視した「辛ラーメンブラック」の広告内容は大きく2つ。 一つは「ソルロンタン(牛肉スープ)1杯分の栄養が含まれている」というものだ。 これに関し公正委は「辛ラーメンブラック」の営養分はソルロンタンに比べて炭水化物が78%、たんぱく質が72%、鉄分が4%にしかならず誇張だと判断した。 また「消費者が過剰摂取を心配する脂肪は3.3倍多く、ナトリウム含有量は1.2倍にのぼる」と指摘した。 ソルロンタンの営養分推定には国立農業科学院の資料が活用された。