韓半島から松が消えていく理由…韓国人の愛情が減った?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.21 16:41
しかし産業が発達し、石油・ガスなどを利用し、木を切ったり落ち葉を集める理由がなくなった。家庭に練炭・石油・ガスを使うボイラーが普及した。その間、農村の人口も大きく減った。すべての農作業は機械で行われるようになった。こうした変化が松の生育に直接的な影響を与えた。
松は発芽するには2つの条件が必要だ。種は地面の上に落ちなければならず、日当たりがよいところでなければならない。これに対して広葉樹は落ち葉の上でも自然発芽できる。結局、広葉樹は芽が出るが、松種は落ち葉の上でそのまま腐ってしまうのだ。ペ博士は「人の手が入らないので、松が広葉樹に場所を奪われた」と話した。