ゴッホが“少女時代”に会ったとすれば…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.09 15:47
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絵<1>-1 亀戸梅屋舗-名所江戸百景から(1857)、歌川広重(1797-1858)作、木版画。
10-11日(現地時間)にパリで韓国のSMエンターテイメント所属歌手が公演を行う。 もともと1回の予定だったが、先月フランスのファンがルーブル前でデモをしながら追加公演を要求したことで2回に増えたのだ。 ヨーロッパの韓流がいまや小波のレベルを越えたという信号ではないだろうか。 しかしまだ100年前にヨーロッパに広がった巨大な波ジャポニスム(Japonism)ほどではない。 その日流に19世紀後半から20世紀初めまで印象派の画家をはじめ、多くの美術家と文人が魅了された。 今ヨーロッパに上陸した韓流の先鋒にK-Popとテレビドラマがあるとすれば、当時ジャポニスムの先頭には江戸の大衆美術の浮世絵があった。
浮世絵を代表する木版画は、その大胆な構図と線と色の対比で19世紀後半のヨーロッパ画家に衝撃を与えた。 実際これが17-18世紀の江戸に初めて広まった時、日本人にとっても新鮮なものだった。 それまで絵といえば京都の貴族が楽しむ観念的な伝統東洋画だった。 一方、浮世絵木版画は江戸の商工人階層のために大量に印刷された破格的で世俗的な絵だった。 例えば芸者や遊女をモデルにした官能的な美人図、西洋画の影響を受けたドラマチックな遠近法の風景画のようなものだ。