国内の網膜疾患患者に再生治療の道開かれる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.28 16:48
国内で初めて、ヒトの胚性幹細胞(ES細胞)で作った治療剤で網膜疾患患者の視力を回復させる臨床試験が始まる見込みだ。 大統領直属の国家生命倫理審議委員会は27日、「チャ・バイオ・アンド・ディオステック(車病院グループ)が申請した網膜疾患治療臨床試験は生命倫理法に違反せず、これを認める」と発表した。これを受け、視力を低下させる疾患を征服できる道が開かれた。
今回の治療剤は不妊夫婦が使用して残った冷凍受精卵からES細胞を作った後、網膜細胞に分化させたもので網膜損傷患者(病名スターガート)12人に投入する。 ES細胞で作った治療剤を臨床試験する国は米国に次いで韓国が2番目となる。