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5万ウォン札はなぜニンニク畑に埋められたのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.12 08:40
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横15.4センチ、縦6.8センチ。表には申師任堂(シンサイムダン)の肖像画、裏には月梅図。09年6月から使われ始めた5万ウォン(約4700円)札はこのように美しい紙幣だ。

しかしこのお金、市場に姿を現して1年9カ月しか経っていないが、すでに世間を避けて隠れている。地下資金と賄賂の主役として物質社会を支配している。

 
11日、全羅北道金堤市金溝面(チョルラブクド・キムジェシ・クムグミョン)にあるI(53、全州市徳津洞)のニンニク畑。掘削機が掘り起こした畑に紙幣のにおいが漂う。この日朝までこの畑から掘り出されたお金は5万ウォン札およそ22万枚。計110億7800万ウォン(約9億円)。

このお金はIの妻の兄弟Lがインターネット不法賭博サイトで得たものだ。ポーカー・囲碁などのインターネット賭博場を開設し、両替手数料として賭け金の12.3%を得た。売上高は約1500億ウォン。忠南(チュンナム)警察庁はこのうち約170億ウォンを収益金として得たと推定している。

Lはお金をIに預けた。ギャンブラーは現金で賭博をするため5万ウォン札が必要だった。Iが預かったお金がすべて5万ウォン札である理由だ。

札束が大量になり、Iは不安になった。それでも銀行に預金することもできなかった。結局、人の目を避けてニンニク畑に埋めることにした。朝早くから出てきて夜遅くまで作業した。村の住民は「一日中休まずに働く勤勉な人」と感心するほどだった。しかしこれが不幸のきっかけとなった。大量の札束を隠すのは不可能だった。大金は幸せをもたらさなかった。Iは手錠をかけられた。

5万ウォン札はすでに市中で最も多く出ている金だ。韓国銀行(韓銀)によると、現在流通している5万ウォン札の総額(20兆1076億ウォン)は1万ウォン札(20兆761億ウォン)を上回る。枚数では4億215万枚にもなる。国民1人当たり平均9枚の5万ウォン札を持っているということだ。

しかしこのお金、それほど頻繁には目にしない。地下資金として漏れているのだ。賄賂用、相続・贈与用として使われている。今年2月、汝矣島(ヨイド)のあるデパートの個人物流倉庫から現金10億ウォンが入った郵便局宅配箱2個が見つかった。インターネット不法賭博サイトを開設して手に入れた金だった。5万ウォン札は1万6000枚で、8億ウォンが入っていた。5万ウォン札の威力だ。

書類がばんには1万ウォン札1万枚が入る。1億ウォンだ。5万ウォン札を入れると5億ウォンになる。黒い金はこのように規模を膨らませている。建設現場食堂不正事件のブローカーがロビー活動に使ったお金も5万ウォン札だった。国会議員の召喚が続いた青木会事件も5万ウォン札が主役だった。

京畿(キョンギ)警察庁捜査科幹部は「賄賂を渡したり怪しい金を隠す場合、5万ウォン札ほど都合のよいものはない」と話した。李鍾九(イ・ジョング)ハンナラ党議員も最近、国会で「5万ウォン札はみんなどこへ行ったか。地下経済の拡大させているようだ」と述べた。

哲学者のフランシス・ベーコンは「金は良い召使だが、場合によっては悪い主人でもある」と語った。この時代、私たちが管理を誤れば5万ウォン札は最悪の主人に変わるかもしれない。


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