주요 기사 바로가기

【噴水台】ギャンブルする人間

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.09.19 13:01
0



「少なくとも賭博について少し知る人は賭博には最高という言葉はないと思う。一生を一日で失うこともあり、1日で最高から最低に転落することもある」ソン・ソクチェ小説集 「惑い」の中で「花を咲かせる時間-賭博する人間」の一節だ。主人公と同時に世界最高賭博師ピストル・ソンは「賭博十戒」を説破する。1つ目は「かけてはいけないものをかけるな」。かけてはいけないものとは家族、家、米、祖国などだ。

 
酒色雑技の中で雑技、すなわち賭博は中毒性が強いことでお酒と女色に劣らない。ホ・ヨンマンのマンガ「イカサマ師」の賭博師たちは指を切られるが、残った指でも花札を握る。一時は賭博中毒を倫理・道徳の問題として見た。このごろはさらに強い刺激を求める快楽中枢調節失敗のせいだという見方が優勢だ。中毒者たちは「牌をついばむ」 瞬間のスリル、その恍惚を愛する。バルザックはこれを「賭博精神」(spirit of gaming)「病気よりもっと致命的な情熱」と言った。1千万部以上売れた日本のマンガ「賭博黙示録カイジ」を引用すると「師」たちの脳は「普通の刺激をもっては燃えない」これらは「本当に精神がおぼろげになる快感は、正常を脱すればこそ得ることができる」と信じるからだ。

賭博が人々を「偶然の世界へ跳びこませる特別な装置であると同時に制度」という面白い見方もある。「賭博」の著者であるイギリス・グラスゴー大学Gerda Reith教授の主張だ。彼は「私たちは皆、賭博者だ」と言う。毎週同じ日、同じ店でロットを買うか、オフィスでワールドカップの試合結果にお金をかけるやり方での賭博的行動は、我々日常に広がっているという。「偶然の経験に魅かれた人々には、お金をかける緊迫した瞬間がゲーム結果よりも重要だ」そこで彼の作った言葉が「ホモアレアトル」(ギャンブルする人間)「幸運を望む」(aleatory)のが人間の本性という話だ。

最近、タレント、シン・ジョンファン氏の海外遠征賭博疑惑で連日騒がしい。大韓民国のバラエティ番組で活躍した彼が、すべてを投げ出して身を隠している。「(賭博を)あまり長くするな。最後に笑うのはカジノ経営者、ハウス(ギャンブリングハウス)主人、歳月の主人である造物主だ」再び「惑い」の一節だ。賭博疑惑が事実なら彼の問題は長びきすぎている。それとも偶然の世界を愛しすぎたのだろうか。かけたら絶対にいけない、人生と仕事をかけさせる偶然の魔力とは、一体何だろう。

キ・ソンミン文化スポーツ部記者



関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    【噴水台】ギャンブルする人間

    2010.09.19 13:01
    뉴스 메뉴 보기
    ギャンブルする人間
    TOP