「自虐史観」問題点残る歴史教科書、指摘部分が多数
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.11 11:15
「歴史教育課程開発推進委員会」(委員長イ・ベヨン)主催の「国史必修」をテーマにした公聴会が今日午後2時、京畿道果川市(キョンギド・クァチョンシ)国史編纂委員会の大講堂で開かれる。
◇建国-分断-戦争叙述が争点=08年、金星出版社の『韓国近・現代史』教科書が理念偏向論争を招き、法廷訴訟にまで発展した。教育科学技術部(教科部)は09年、歴史教科書の新しい執筆基準を準備したとし、「偏向的な見解を排除し、私たちの正統性を強調する内容が含まれた」と発表した。こうした過程を経て出た今年の教科書6種も問題点が少なくないという。自国を卑下する「自虐史観」がまだ残っているということだ。