ウォン高の背景3つの理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.05 08:58
4日のウォン相場は前日より4.5ウォン上昇の1ドル=1086.60ウォンで取引を終えた。
ウォン高の背景は3つだ。まず米国が主導する世界の景気回復への期待感が高まっているということ。中東の民主化の動きと東日本大震災で冷え込んだグローバル投資資金が韓国をはじめとする新興市場へとまた動いている。先月24日から30日までの1週間に新興市場ファンドに流入した資金は26億ドルで、年初来の最高額となった。アジアを中心とした主要新興国の証券市場も約2年半ぶりに最高値を記録中だ。続く金利引き上げも海外債券投資資金を引き込む要因だ。