<東日本大地震>「日本人が車で空港まで送ってくれた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.14 12:05
13日午後2時36分、金浦(キンポ)空港。日本からアシアナ航空便で到着したリュ・ジョンアさん(30、女性)はやや上気していた。リュさんは、「突然の大地震にとても驚いたが日本人たちの冷静さと親切なことが印象的だった」と話した。
世宗(セジョン)大学固体物理学科博士過程に在学中のリュさんは、地震が発生した11日午後2時40分ごろ、東京のプリンスグランドホテル6階でセミナー中だった。リュさんは、「建物が揺れ全身が凍りつくようだった。怖くなって机の下で身動きができなくなっていたが、日本人の友人らが外国人らの面倒をみていた」と話した。リュさんは国際学術会議が終わった後、12日に帰国しようとしたが航空券を取れず1日延期した。リュさんは、「余震が続き夜には1階ロビーで服を着て運動靴をはいたまま背を丸くして寝た。万一の事態に備え一行が2人ずつ組んで不寝番に立った」と説明した。空港までの交通の便がなく困っているとすぐに国際学術会議主宰側の日本人が救いの手を出したという。リュさんは、「日本人が直接乗用車を走らせホテルから羽田空港まで連れて行ってくれありがたかった」と話した。