放射能流出から白色非常発令まで謎の84分
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.22 08:52
20日に起きた放射能漏れ事故と関連し、韓国原子力研究院によると、研究院側は事故発生直後10分間作業者を待避させ状況把握に入った。その後責任者らを招集して会議をするまで50分ほど時間が流れた。午後2時10分ごろに緊急招集された責任者会議で白色非常発令をめぐり議論に入った。20分間の会議の末に午後2時32分に非常発令が下された。
放射線漏れ時の行動要領が書かれた「放射線非常計画遂行手続き書」では、事故発生後に放射線量が基準値より急激に上がり、15分後も基準値の10倍以下に下がらなければ非常発令を出すことになっている。この日韓国原子力研究院の原子炉周辺では事故発生15分後も平常時より数百倍以上放射線量が多かった。