原子力研究院の放射線漏れ事故、その原因は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.21 10:26
20日に起きた大田(テジョン)原子力研究院での放射線漏れ事故は、午後1時8分に発生し午後9時5分に収拾された。原子炉下部の冷却水の中になければならない筒1本が水面に浮び上がったのが原因だった。原子炉に入れて中性子を照射したシリコン塊を取り出す過程で、シリコンが入った筒を支えている直径30センチメートル、高さ20センチメートルの回転筒が冷却水の上に浮び上がったのだ。この筒は中性子がシリコン塊に均等に照射されるようにする役割をする。長く中性子にさらされていたので水面上に現れると放射線を強く放出する。