トヨタのリコールが韓国消費者に与えた贈り物(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.20 13:02
◇安全装備の標準化=今月13日に登場した現代車の大型セダン「グレンジャー」には国内では初めて9個のエアバッグを標準装着した。運転・助手席、サイド4個、カーテン2個に加え、運転席のひざエアバッグを付けた。さらにVDC、シャーシー統合制御システム(VSM)、タイヤ空気圧警報装置、急制動警報システム(ESS)も標準装備だ。同級の輸入車と比べても劣らない。チョ・ソンギュン現代車商品室次長は「安全装置の標準搭載で数百万ウォンの価格上昇分が生じたが、これをほとんど吸収した」と話す。
ルノー三星(サムスン)も今年1月から「SM3」の全モデルにこれまでオプションだったカーテンエアバッグと後方警報装置を標準搭載した。エアバッグが6個に増えたのだ。ソ・ギュオク企業広報チーム長は「カーテンエアバッグを含む安全装置で40万ウォン以上の価格上昇分が発生したが、最小原価だけを適用し、20万ウォンだけ引き上げた」と説明した。