トヨタのリコールが韓国消費者に与えた贈り物(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.20 13:01
国産車はエアバッグや車体姿勢制御装置(VDC)などの安全装置を標準搭載している。軽自動車にも運転席・助手席・サイドエアバッグが付いている。今月末に出る起亜(キア)軽自動車「モーニング」は同級では初めてカーテンエアバッグも装着される。現代(ヒョンデ)の新型グレンジャーはひざエアバッグまで含め、エアバッグ9個が標準装備だ。過去には想像もできなかったことだ。
昨年1月のトヨタリコール波紋がきっかけだ。トヨタのリコールは消費者の安全基準を大きく高めた。現代車には輸出仕様と国内仕様を差別するという指摘が相次いでいた。国内自動車5社は安全装置を軽自動車から大型車まで標準搭載する方向へ転換した。トヨタのリコール事態から1年、安全装置の強化など自動車業界の変化を振り返った。