中国は北朝鮮をかばうが中国以外の理事国はすべて北朝鮮を糾弾
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.21 09:16
19日の国連安全保障理事会は天安艦事件を扱った6月とは初めから様相が違っていた。6月には韓国政府が天安艦事件を安保理に上げた。北朝鮮は防御する立場だった。
しかし今回はロシアが安保理を招集した。理事国に回覧したロシアの議長声明草案も北朝鮮の立場を反映した。北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)挑発に対する糾弾と再発防止要求はごっそり抜かれていた。代わりに差し迫る韓国軍の射撃訓練とこれに対する北朝鮮の正面対抗だけを問題にした。南北の立場も逆になった。国連駐在北朝鮮代表部ではシン・ソンホ大使とパク・ドクフン次席大使をはじめとする代表団が総出動した。北朝鮮は安保理を前面に出して韓国軍の射撃訓練を防ぐための攻勢をかけた。その一方で北朝鮮代表団は言葉を極度に控えた。