【社説】西海5島の戦力強化、急ぎながらも緻密にすべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.01 11:43
北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)攻撃事件以後、西海5島に対する防御能力を画期的に強化するための努力が緊急に進んでいる。李明博(イ・ミョンバク)大統領が西海5島地域の戦力を“世界最強”水準に構築するよう指示し、国防部は先週、来年度の国防予算に2636億ウォン(約190億円)を追加した予算案を提出し、国会国防委員会はさらに増額せよとして差し戻した。それにより国防部は数日後の29日に1920億ウォンを増やし4556億ウォンの予算を要請した。
国防部の要求予算には陸軍が保有するK-9自走砲と多連装ロケット砲(MLRS)を延坪島などに緊急追加投入するなど多様な戦力増強の内容が盛り込まれている。北朝鮮軍の洞窟海岸砲を無力化するための短距離地対地ミサイル導入、北朝鮮挑発を精密監視するためのレーダーなど各種監視装備の追加配置も含まれている。北朝鮮の後続挑発の可能性が大きいのに比べ、これまで西海5島に駐留する海兵隊の戦力は過度に弱い状態で放置されてきた。その脆弱な実状が今回の延坪島事件を通じて克明に示されただけに緊急な戦力強化は必ず必要なことだ。しかし一部では今回の国防部予算案が拙速に組まれたという指摘も出る。