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ロシア大統領「北の核実験場はロシア領から100キロ…不安だ」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.10 10:10
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「韓ロ首脳は外交関係樹立後に20回以上会っている。これは2国間の政治的関係が安定的であり、また両国首脳らがお互いを信頼でき将来のあるパートナーとして見ていることを示している」。ロシアのメドベージェフ大統領は韓ロ関係の現状をこのように評価した。韓国訪問を控えた9日に中央日報との書面インタビューで明らかにした内容だ。メドベージェフ大統領が明らかにした見解と立場には、「韓国に対する暖かい友情」が垣間見えた。以下は一問一答。

 
--韓ロ修交からの20年を評価してほしい。

「すべての部門で相当な成果を上げた。最近の関係は2008年に両国首脳が提示した戦略的協力パートナー関係へと着実に進んでいる。李明博(イ・ミョンバク)大統領との相互協力問題もはずせない。2008年9月の李大統領ロシア公式訪問の際に採択された共同声明は両国の長期的関係のための重要文書と見なされている。経済分野の協力も決して政治分野に劣っていない」

--経済パートナーとして韓国をどのように評価するか。

「2国間の経済的協力は近代化と両国の革新潜在力を高めることと連係しなければならない。まずロシア極東地域に対する投資誘致がある。自動車生産・ガス加工・ITなどの分野で近代的企業をともに設立することもできる。エネルギーも重要な分野だ。ロシアは個別の国や国家連合と“近代化のための同盟構築”を推進している。ロシアではコンピューター・通信技術、原子力技術、医療、宇宙、エネルギー効率性など5つの優先順位分野が指定された。そのためロシアには韓国の大田(テジョン)・大徳(テドク)研究団地の開発経験が役立つ。こうした経験はスコルコボ革新センター(ロシア版シリコンバレー)とルースキー島に建設される新大学都市建設に活用できる」

--北朝鮮の核問題に対するロシアの役割は。

「北朝鮮の核の野望が北東アジアとロシア東部地域に政治的軍事的緊張を作っている。これは当然われわれを不安にさせている。北朝鮮の核実験場はロシア領土から100キロメートル余りしか離れていないところに位置している。この問題の解決は政治・外交的方法と核拡散防止条約(NPT)体制強化の枠組みの中に置かれているということを再確認する」


ロシア大統領「北の核実験場はロシア領から100キロ…不安だ」(2)

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    2010.11.10 10:10
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    9日、中央日報との書面インタビューに応じたロシアのメドベージェフ大統領。
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