海上哨戒機、NLLまで運用…対潜水艦作戦を強化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.19 09:10
海軍が先月3月26日の天安(チョンアン)艦事件以降、対潜水海上哨戒機(P-3C)の西海(ソヘ、黄海)飛行上限線を北方限界線(NLL)側に北上させるなど、対潜水艦作戦を大幅に強化したことが15日、確認された。
金盛賛(キム・ソンチャン)海軍参謀総長はこの日、平沢(ピョンテク)第2艦隊司令部に停泊した独島(ドクト)艦で行われた海軍・海兵隊に対する国会国防委員会の国政監査で、5月からP-3Cの飛行上限線を以前より15マイル(24キロ)北上させて運用していると明らかにした。しかし海軍は軍事機密を理由に飛行上限線の位置は公開しなかった。海軍の関係者は「天安艦爆沈事件で西海での戦場環境が変わっただけに、北朝鮮潜水艇を発見するための哨戒活動を強化した」と説明した。