「クムミ号、海賊の母船に利用される可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.19 08:25
今月9日にケニア沿岸でソマリアの海賊に拉致された韓国漁船「クムミ305号」が別の船舶を攻撃するための母船として活用される可能性があるとの主張が出ている。
ケニアの港湾都市モンバサに本部を置くNGO(非政府組織)「東アフリカ航海者支援プログラム」の運営者、アンドルー・ムワングラ氏は17日、聯合ニュースとの電話インタビューで、「クムミ号は全地球測位システム(GPS)から消えており、これは海賊らが漁船をまた別の船舶を攻撃するため遠海に連れて行っているためだろう」と主張した。ムワングラ氏は、「海賊らは通常、拉致した漁船を利用して操業しているように見せかけて、攻撃対象船舶が現れればスピードボートで素早く攻撃する」と説明している。241トン級漁船の「クムミ305号」には船長を含む韓国人2人のほか、中国人2人とケニア人39人が乗り組んでいる。
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