【コラム】自滅を招く中国の高声外交(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.09.28 16:36
攻撃をする時は逆襲に注意しなければならない。 むやみに相手を攻めると不本意に弱点を表すこともあり、それが逆襲を受けるきっかけになったりもする。 攻勢が守勢に変わるのはあっという間だ。 攻撃をするにしても自らの立場を考慮しながら慎重にしなければならない。 何でも度が過ぎるとよいことはない。 それがこの世で生きる理致だ。
中国が日本を激しく攻撃している。 緒戦の勝利の気分に浮かれ、この際、日本を痛い目に合わせようと気勢が上がっている。 紛争水域で操業して拘禁された自国漁船の船長をありったけ圧力手段を動員して釈放させ、日本政府に謝罪と賠償までも要求している。 張り手を食らった日本に土下座までしろという注文だ。 中国ならそうできるのか。 易地思之(相手の立場で考える)の知恵はどこへ行ったか。 行き過ぎた力自慢はブーメランになって戻ってくることを知らないのだろうか。