【噴水台】人食いバス
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.13 14:52
人の値段はいくらか。人体の70%が水である点を考慮すれば、たかが数千円なんていう笑い話もある。1976年、米エール大ハロルド・モロヴィッツ(生物化学)教授が検証した。ヘモグロビン、アルブミン、コラーゲンなど人体の中の成分を詳細に分けて価格を計算してみると1グラム当たり平均245ドルという計算結果が出た。だから水の重さをなくした後、体重76キロである男性の価値を求めればおよそ600万ドルに達するというわけだ。誰もが“600万ドルの男”(70年代米国人気テレビシリーズ)となるわけだ。しかしモロウィツ教授は後日「人間は1人1人値段を計算できないほど貴重な存在」とし、こうした分析はつまらないものだと認めた。