バスが下から爆撃されたよう…20代女性は足に大けが
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.10 12:07
9日午後4時55分、ソウル城東区杏堂洞ハンジンアパート前の道路。信号待ちをしていた際、CNG(圧縮天然ガス)市内バスで急に爆発音がした。バスの中心部下が爆発したのだ。爆発の衝撃で道路沿いの商店とバス近くにいた車の窓ガラスが壊れた。乗客たちは血を流しながらバスから降りてきた。乗客12人と通行人5人の17人の負傷者は隣近病院に移送された。乗客イ某さん(28、女)は足に大けがをした。バスが牽引された道路の上にはガラスの破片と血痕、破けた運動靴、黒く燃えた白い手袋があった。事故現場を目撃したイ・ヒョンシクさん(47)さんは「道の向こう側のこちらまでガスのにおいが強かった。バスが爆発して横に停車していた車の窓ガラスが壊れ、トラック運転手が頭から血を流しながら歩いて出てきた」と当時の状況を伝えた。現場に出動した杏堂消防署イ・ハンウ消防長は「意識を失った女性1人除いてほかの乗客たちは全員外に出た。倒れている女性は足首をけがし、顔に黒い灰が覆われていた」と言った。
警察はバスに装着された8つのCNGタンクのうち運転席すぐ下の1番タンクが爆発し、事故が発生したものと見ている。消防防災本部関係者は「事故原因を明らかにするためには相当な時間がかかるものと見られる」と話している。