【時視各角】三星電子の不安(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.29 18:03
最近の話題の企業は断然アップルだ。 市場の反応は熱い。 アップルの株価は1年間でほぼ2倍に上がり、マイクロソフト(MS)の時価総額を抜いた。 三星(サムスン)電子の2倍の2000億ドルを超えた。 アップルはiPod(アイポッド)-iPhone(アイフォーン)-iPad(アイパッド)と3連続で神話を築いている。 実績だけを見ると三星電子も劣らない。 売上高はアップルの2倍で、営業利益もはるかに多い。 しかし三星電子の株価は横ばいだ。
携帯電話や家電製品で三星電子のハードウエアについてくる企業はほとんど見当たらない。 核心部品の半導体とLCDは世界1位だ。 デザインもどこに出しても遜色のない水準だ。 新製品のギャラクシー(Galaxy)Sはアイフォーンの対抗馬として定着するのに成功した。 しかし市場は依然として冷たい。 ソフトウエアのためだ。 三星電子が核心ソフトウエアなく未来の波に乗ることができるのかという疑問は続いている。 アップルショックもいわば強力なソフトウエア競争力が源泉だ。