トヨタは信頼できず、アップルは信じる?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.21 15:17
リスクにどう対処するかは企業の運命を左右する。 トヨタ自動車がその代表例だ。 加速ペダルに問題があるという不満が相次ぎ、それによる事故が2000件に達したが、これを過小評価した。 すると事態は大きく膨らんだ。 年初にユーチューブには、09年8月28日晩に発生した事故の映像が載せられた。 レクサスに乗っていた全員が死亡する事故だった。 激しい批判が巻き起こった。 しかしトヨタ側はあいまいな対応をした。 豊田章男社長は米議会聴聞会の出席を拒否していたが、圧力に勝てず姿を現した。 最近までトヨタは加速ペダル問題だけで850万台をリコールしている。 1月中旬まで4200円を上回っていた株価は急落し、最近は3100円前後に落ちている。 ‘品質のトヨタ’に対する信頼を失ったためだ。
先月発売されたアップルの「アイフォーン4」は3週間で300万台が売れるほどの人気だ。 ところが受信不良が問題になっている。 別名‘アンテナゲート’。 マイクロソフト(MS)のキャビン・ターナー最高運営責任者(COO)は「アイフォーン4はMSのビスタになりうる」と述べた。 ビスタはMSに失敗を抱かせた代表的なプラットホーム。