電力余裕分が過去最低に…この夏‘停電恐怖’
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.07 10:20
猛暑が予想されているこの夏、電力余裕分がほとんどなくなる見通しだ。大規模な停電事態につながるおそれもある危険水位だ。このため政府は停電など最悪の状況を念頭に置いて強制的な省エネ対策を施行することにした。
6日の国務会議で確定した省エネ対策によると、電力消費が多い全国586棟の大型ビルは12日から冷房する際、室内温度を26度以上に合わせなければならない。これを違反すれば300万ウォンの過怠料を支払うことになる。対象は年間2000トン以上の石油を燃やして作られるエネルギーを使用するビルだが、20階以上のビルや大型割引店規模はこれに含まれる。また8月の1カ月間は、電力需要が集中する午前11時から午後3時まで毎時間10分ずつエアコンを消さなければならない。