【取材日記】性暴行被害の幼い姉妹、町で加害者に会う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.05 17:24
「韓国では捜査や裁判で子供の声は全然反映されなかったようです」--。
9歳、10歳の姉妹を9カ月間セクハラしたノ某氏(60)に心身微弱状態という理由で無罪判決が宣告されたという本紙の報道(7月3日付1面)を見たある読者からの電子メールの内容だ。米国で児童心理治療師として働くミン・ソンウォンさん(児童心理学博士)だった。性暴行被害者に国家が数百億ウォンを賠償する米国と対比される韓国の状況に怒りを感じると言った。「韓国の判事、検事たちが性暴行被害をまともに理解できていない」というのだ。被害児童の心を考慮しないということだ。