<W杯>北朝鮮住民たち「選手が山里に追放されないか心配」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.28 16:09
北朝鮮サッカーチームは世界最強ブラジルとの試合で1-2で敗れたが、予想以上の善戦をして注目を集めた。しかし続くポルトガルとの試合では0-7で惨敗、コートジアボワール戦でも0-3と元気なく敗れた。このため、北朝鮮選手団が帰国後、北朝鮮でどんな待遇をされるかに関心が集まっている。
1966年ワールドカップで北朝鮮チームをベスト8に導いた主人公パク・ドゥイク氏はAPTN(AP通信のテレビ放送)のインタビューで「彼らが帰国すれば官僚たちや多くの人民が空港に出て歓迎するだろう」と話した。「ワールドカップ大会に出場したことそのものが成功だから」と付け加えた。香港の有力日刊紙である明報も26日で訪朝取材特集記事を掲載し「北朝鮮サッカー代表チーム選手たちと監督はG組予選で3敗したが、帰国後、家をもらうなど、賞を受けるだろう」と報道した。また北朝鮮サッカー代表チームの選手たちはすでに有名人で、すぐれた技術を見せた何人かの選手は住宅や奨励金はもちろん、自動車までもらうだろうと明報記者は予想した。しかし北朝鮮住民たちは続く惨敗で選手たちが不利益を受けないか心配しているという。イ・グムリョン自由北朝鮮放送本部長は「最近、携帯電話で通話した北朝鮮住民たちは皆、不安そうだった」と話した。