性的誘惑し国内機密文件抜きとった女性スパイを摘発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.24 12:14
ソウル中央地検公安1部は国内機密情報を抜き取って北朝鮮に伝達してきた疑い(国家保安法違反)に北朝鮮国家安全保衛部所属工作員キム・ミファ(36、女)を拘束したと23日、明らかにした。検察はキム容疑者に対外秘文件を渡した疑いで元ソウルメトロ幹部オ某容疑者(52)も拘束した。保衛部は北朝鮮の防諜機関で最近、諜報・工作活動を強化しているものと情報当局は見ている。キム容疑者は▽保衛部所属▽性を武器に男性たちを誘惑して機密を抜き取る▽北脱出者に偽装して入国した--という点から2008年スパイ疑いで検挙された元正花(ウォン・ジョンファ、36、女)と似た形だ。
検察と国家情報院によれば北朝鮮慈江道出身であるキム容疑者は1997年、朝鮮労動党に入党した後、保衛部工作員に選ばれた。キム容疑者は国情院から「薬剤師として勤め、朝鮮労動党党員証を紛失した後、問責を避けるために保衛部工作員を志願した」と述べたものと伝わった。