<イシュー追跡>戦作権延期説の実体は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.04.23 14:47
李明博(イ・ミョンバク)大統領は22日、軍の元老らとの青瓦台(チョンワデ、大統領府)昼食懇談会で、「戦時作戦権(戦作権)転換問題を真摯に見直してほしい」という建議を受けた。 これに対し、李大統領は食事中、「いずれにしても時間が少しかかる」とし「2012年4月となっている転換の時期を遅らせるには米国と交渉しなければならないが、交渉に時間がかかるだろう」と答えたと、複数の出席者が伝えた。
出席者らは「李大統領は‘戦作権転換延期’を実際に米国と議論するかどうかについては明らかにしなかったが、戦作権の転換を遅らせたいという方向で考えているようだった」と述べた。 政府関係者は「戦作権転換の延期に対する李大統領と政府の考えは保守層の人たちと大きく違わない」と述べらながらも、「しかしこれを実際に米国に公式的に提案するかどうかは違う次元の問題」と指摘した。