平壌は金日成主席98回目の誕生日祝賀ムード
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.04.16 11:25
北朝鮮は艦尾引き揚げが行われた15日にも天安艦関連の反応は何も見せなかった。沈没事態20日を過ぎて事実報道さえないのは極めて異例的だ。前日、官営メディアを通じて金正日国防委員長の大規模軍の火力デモンストレーション参観など緊張された雰囲気を見せたが、追加的な軍事特異動向はなかったというのが政府関係者の説明だ。
代わりにこの日、98回目の誕生日を迎えた金日成(キム・イルソン、1994年7月死亡)称賛ムードを高めるのに力を注いだ。労働(ロドン)新聞社説は金正日国防委員長が「首領様の領導方式どおり、我々の革命を導いている」と主張した。また金委員長が「いつも受けてきた戦略戦術と頑強な攻撃気質で反帝国主義・反米対決戦と強盛大国建設を勝利に導いている」と軍事分野の「指導力」を称賛した。前日、平壌体育館で行われた誕生日の祝賀中央報告大会で、金泳南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は、南北関係悪化の責任を「米国と南朝鮮保守政府の無謀な反共和国対決策動のため」と非難した。