「南北交流の象徴」 12年で破局危機に…新事業者は中国?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.04.09 09:47
1998年11月に始まり、南北(韓国・北朝鮮)交流の象徴に定着してきた金剛山(クムガンサン)観光事業が、12年で存廃の岐路に立つことになった。
北朝鮮が8日、金剛山地域内の韓国所有不動産の凍結はもちろん、現地に滞在する南側管理人を追放すると発表したうえ、新しい事業者と観光事業を始める立場を明らかにしたからだ。8日現在、金剛山に滞留中の韓国国民は35人。現在の南北間の冷え込んだ局面を考えると、北朝鮮が明らかにした新しい事業者は韓国ではなく中国など第三国の会社になる可能性が高いと予想される。