【取材日記】外国投資企業を選別して受け入れる中国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.24 15:06
最近中国に進出した外資企業の経営者は「世の中が変わった」という言葉をよく口にする。 「かつては中国の公務員が外資誘致のために裸足で駆け回っていたが、最近は玉石を分けようと眼鏡をかける」ということだ。 中国経済が成長したことで、外資に対する欲望が過去に比べて弱まったということだろう。
実際、中国政府は低賃金を狙った単純輸出賃加工投資は西部内陸に回してしまう。 環境汚染を誘発する投資は「他国に行きなさい」と門前払いするほどだ。 数年前から東部沿岸地域では、先端技術投資でなければお金を包んでも歓迎されない。 中国政府が産業構造高度化政策に基づき、東部地域では付加価値が高い投資だけを選んで受け入れているからだ。