北、冬季訓練を口実に海岸砲を射撃?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.27 08:19
北朝鮮の今回の航行禁止区域宣言は2つの点で注目される。まず、海岸砲の射撃を念頭に置いたものと考えられる。これまで北朝鮮は航行禁止区域にミサイルを発射してきた。しかし今回は異例だ。北朝鮮は過去にも白リョン島(ペクリョンド)近隣の南側海域で何度も海岸砲を射撃しているが、航行禁止区域を宣言することはほとんどなかった。
北朝鮮が海岸砲を撃つと予想されるのは、この航行禁止区域が北朝鮮の海岸砲の射程圏にあるからだ。この区域は北朝鮮甕津郡(オンジングン)から20キロほど離れたところで、北朝鮮海岸砲の射程距離と一致する。北朝鮮が保有するシルクワームまたはスティックス地対艦ミサイルを発射するにはあまりにも短い距離だ。