「検察と全面対決」小沢・田中両氏の似た点と異なる点(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.19 12:29
それでも小沢氏に政治資金が必要な理由は、田中氏から習った「数の政治」のためだ。田中氏は「政治は(国会議員の)数」と信じた。それで「金権政治」を繰り広げた。小沢氏はその程度ではないものの、自身の政治資金を注入して「同派の人物」を大幅に支援するスタイルだ。しかも鳩山由紀夫首相ら民主党が積極的に支援している。
小沢氏が昨年政治資金問題で代表を辞任した当時の民主党は野党だった。しかし、現在の民主党は最大の政権党だ。民主党議員の半分に近いおよそ140人が親小沢派だ。小沢氏が昨年12月、約140人の国会議員などおよそ600人と共に中国を訪れたのも、検察を意識し「数の対決姿勢」を示したものと受けとめられている。