◆カタリナ・ビットのように新しい人生＝フィギュア選手として最高位を味わったキム・ヨナは未練なくフィギュアをやめることもあり得る。新しい人生をスタートするのだ。学業などいくつかの可能性があるなか、ファンは芸能界進出の可能性を予想する。選手生活中にもキム・ヨナにはレコード収録、テレビ出演などのオファーが引きも切らなかった。８４年と８８年の２度にわたり金メダルを獲得したドイツのカタリナ・ビット（４５）は引退後に女優に転身し、９０年にはエミー賞音楽ダンスププログラム部門で助演賞を受賞している。

◆新しい事務所設立か＝世界を回るアイスショーツアーをするにしろ、芸能界に進出するにしろ、キム・ヨナは現在在籍するＩＢスポーツを出て新たな事務所を設立する公算が大きい。朴智星、パク・セリらスポーツスターがＪＳリミテッド、セリマーケティングなどを設立したのがその例だ。フィギュア界では自身の世話をしてきたＩＢスポーツの核心関係者Ｋ氏と新たな事務所を設立するとの噂が絶えない。Ｋ氏を含めた現在の支援チーム員が事務所の中枢になるという内容だ。
２０歳のキム・ヨナ、五輪後の進路はどうなる？（１）