【コラム】雇用創出の真正さは実績が話す(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.05 10:19
こうした成長率では経済回復を実感することも難しいだけでなく、毎年社会にあふれ出てくる40万人の若者にしっかりとした働き口を作ってやるにはまったく足りない。昨年11月末現在、韓国の失業率は3.3%で前年同期に比べ0.2ポイント上昇しているが、米国の9.4%や日本の5.2%に比べても良好なほうだ。しかし就業者数は2380万6000人で昨年の同じ時期に比べ1万人が減少し、雇用率は59.1%と前年同期比0.8ポイント下落した。同じ期間に失業者数は6万9000人(9.3%)増え81万9000人になった。ここに就職を放棄した非経済活動人口が45万1000人増加したことを考慮すると、昨年1年間に50万人以上が仕事を失ったり、放棄したことになる。雇用が増えなければ経済回復を実感するのはより困難となる。すぐに働き口を得られないのに国全体の成長率が高まったところでなんの意味があるだろうか。
先進国で経済成長率の数字を政策目標とする国はない。各国の指導者らはその代わりに雇用をいくつ作ると約束を公然としており、その結果を自身の業績として誇らしく打ち出す。働き口こそが指導者が成し遂げた経済的成就の具体的な証拠であるということだ。李大統領が雇用創出を今年の最優先国政課題にした理由は理解するに値する。