「韓日中協力体制は軌道に乗った」柳井俊二氏(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.17 10:05
――鳩山首相が主唱する東アジア共同体の実現可能性は。
「共同体創設のためには域内の国が主権の一部を共同体に移譲しなくてはならないなど条件が必要だ。しかし東アジアには韓国と北朝鮮、中国と台湾などまだ冷戦の痕跡が残っており、これらの国が国際機関に主権の一部を移譲するのは難しい。したがって東アジア共同体は当面は難しいが、緩やかな関係の“地域協力”を前身させる可能性は十分にある。特に国内総生産(GDP)総額で世界の16%を占める韓日中3カ国の協力はとても重要だ。