【李正宰記者の時視各角】カムリとアイフォーン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.16 15:06
鳳はずっと王と同じ意味で使われてきた。 ‘類類相従’としてよく合った。 王の宮闕を鳳闕、王の輿を鳳輿と言った。 その鳳が王と全く異なる言葉として使われる場合がある。 「客(消費者)」と会った時だ。 「客は王」と「客は鳳」は同じ意味どころか、正反対の言葉だ。 この時の鳳は「世間擦れしておらず何でも奪いやすい人」をいう。 由来は明らかでないが、鳳伊・金先達(キム・ソンダル、説話上の人物)が鶏を鳳凰とだまして売ったことから始まったともいわれる。
このため鳳は消費者が最も嫌う言葉になった。 誰々は王のような待遇を受けるのに、自分だけが鳳扱いされれば気分が悪い。 さらに待遇を受けるのが外国人に限られるならなおさらだ。 このような時に外部の強力なライバルが現れれば、消費者はすぐにそこへ流れていく。 先月と今月、相次いで国内に登場したカムリやアイフォーンのブームがそうだ。 カムリは1カ月で5500台も売れ、いま注文しても納車は来年上半期になる。 アイフォーンも10日で10万台以上売れた。 当初の予想である20万台の販売はもちろん、50万台を超える勢いだ。 こうした予想外の人気の裏には「これ以上(国内企業の)鳳にはならない」という消費者の反発心理がある。