【コラム】不良国会議員たちへ、もうショーはやめよう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.14 15:10
最下位はつらい。 スポーツ選手、学生、会社の社長、教授、誰でも同じだ。 ファン・親・株主・学生の前で面目が立たない。 穴にでも入りたい心情になるはずだ。 それだけ最下位はつらく、孤独で、やるせない位置だ。 しかし一度の最下位が永遠の最下位になるわけではない。 何が問題なのか反省し、心を据えて努力をすれば、いくらでも逆転が可能だ。 それが人生であり、世の中の理致だ。
ところが国会では最下位がもっと暴れている。 恥も知らず、トップのように堂々としている。 記者会見まで開いた。 教育科学技術委員会所属の国会議員の話だ。 11日、教育科学委所属21人の議員のうち、ハンナラ党の12人全員が辞任すると明らかにした。 「国家の百年大計を扱う教科委が正常に運営されなかった。 今回の通常国会の会期内に法案を1件も処理できなかった責任を取る」という理由だった。 この言葉を信じる国民は一人もいないだろう。 国会法上すべての議員は必ず一つ以上の常任委員会に所属しなければならない。 しかも新年を目前にして16の常任委の仕事が山積している中、一斉に‘選手交代’するのは不可能だ。 国民を欺こうとするハリウッドアクションであり、政治的なショーだ。