イ・ビョンホンはなぜ脅迫を受けた事実を今になって明らかにしたのか。イ・ビョンホンがこの事件に対して積極的に対処しなかった理由をめぐり、さまざまな解釈が出てきている。

これに関し、イ・ビョンホンのある側近は「一つも恥じる点がないため。イ・ビョンホンはその間、根拠のない脅迫に全く動じなかった」と話した。未婚の男女が会って別れるのは私生活だが、これを口実に芸能人に金品を要求すること自体がとんでもない違法行為、ということだ。

別の側近は「相手が有名人という弱点をついてお金を要求した脅迫事件だが、こうした要求に応じる理由はなく、絶対に応じてもいけない」と強調した。仮に雑音を懸念して相手の要求条件を聞き入れた場合、取り返しのつかない誤解を招くおそれがある、ということだ。お金を渡した事実が明らかになれば、「何かやましいことがあるのでは」という誤解が生じるからだ。

結局イ・ビョンホンは正体不明の男たちの脅迫に対応しなかった。元交際女性は８日、損害賠償請求訴訟を起こし、イ・ビョンホン側は翌日、「正式捜査を依頼し、名誉棄損で法的に対応する」と明らかにした。

イ・ビョンホンの法律諮問を担当するキム＆チャン法律事務所のキム・デホ弁護士は「女性の主張をそのまま一方的に伝えた報道機関と、これを掲載したポータルサイトに記事の削除を要請した」とし「個人の私生活は尊重されなければならず、メディアも興味や扇情的にこの事件を眺めるべきでない」と述べた。


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