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気候会議議長「世界首脳合意できなければ数億人難民発生する」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.08 09:16
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第15回国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)締約国会議が7日午前(現地時間)、デンマーク・コペンハーゲンで開幕した。コペンハーゲンで行われた開幕式には開催国であるデンマークのラスムセン・デンマーク首相を含めた世界192カ国代表団と国際機関関係者ら1万5000人が出席した。開幕式は暴風と砂漠で覆われ、最後の日を迎える子どもたちの姿を描いた短い映像物上映で始まった。映像物で国連政府間気候変化委員会(IPCC)ラジェンドラ・パチャウリ議長は「世界の首脳が今日の合意を果たすことができなければ、数億人の難民が発生する」とし「是非、地球を救うのに力を貸してほしい」と訴えた。コニー・ヘデゴー・コペンハーゲン気候変化会議議長は演説で「今回がチャンスだ。これを逃せば新しい機会をつかむために何年もかかる」と強調した。

この日の午後には当事国総会とは別に、合意案草案などをめぐり具体的な論議をするUNFCCC特別作業班も本格的な協議に入った。特別作業班は各国の実務陣が集まって15日まで今回の会議の具体的案件である削減、財政、技術などの部門別討議を進行する。

 
最初、各国の立場の違いが大きく合意案が出にくいという否定的な見解が優勢だったが、開幕と同時に楽観的な見通しも出てきた。イボ・デ・ボーアUNFCCC事務総長は開幕に先立ちBBCとインタビューで「世界各国が最近になって毎日CO2削減計画案を出しているが、これは気候変化会議を主宰した17年間で初めてのこと」とし、期待感を見せた。


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