【寄稿】G20サミットの夕食会は国立中央博物館で
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.02 12:57
政府は最近、約1年後に韓国で開催される第5回主要20カ国・地域(G20)サミットの準備委員会を公式にスタートさせた。G20サミットの開催は、韓国の国家的な力量の向上と同時に先進国入りに向けた歩みを早められるこの上ない最高のチャンスといえる。したがって、参加諸国との連携を緊密化し、議題の開発や調整の役割を遂行することによって、G20サミットの定着化に向けた主導的な役割を果たさなければいけない。
韓国は2000年のアジア欧州会議(ASEM)首脳会議(アジア・欧州の26カ国の首脳が出席)と05年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(アジア・太平洋地域の21カ国の首脳が出席)など、すでに2回にわたって多国間首脳会議を成功裏に終えた経験がある。これら大規模な首脳会議は会議そのものの成功だけでなく、会議を招致したソウルのCOEX(韓国総合貿易センター内の総合展示館)建設など国際会議産業の発展や、国際都市を目指す釜山(プサン)の躍進に重要なきっかけをもたらしたことがある。