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「晋州-全州のビビンパの違い」冷や汗かいた観光公社社長

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.23 12:54
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「韓国が豊富な自然環境には恵まれていないものの、のどかな魅力や内面のエネルギーを紹介していきたい」--。

 
帰化したドイツ系韓国人の李参(イ・チャム)韓国観光公社社長が21日、就任後初めての国政監査に臨み、このように述べた。国会文化体育観光放送通信委員会で、李貞鉉(イ・ジョンヒョン)議員の「韓国観光の最も大きなメリット(強み)は何か」という質問に答弁した際のコメントだ。

碧眼(へきがん)の同氏に議員らが「韓国滞在が今年で何年目か」「同じ韓国人だから、ドイツ系だからといって配慮することはない」と鋭い質問をしつづけると「韓国入りしてから31年になった」とし、終始「かしこまりました」「良い指摘、ありがとうございます」とし、低姿勢で対応した。

野党民主党の田炳憲(チョン・ビョンホン)議員は「以前ドラマに出演した経歴などで観光の広報に寄与するということだが、『天国の階段』で助演したくらいで東南アジアの人々にアピールできるというのは過大評価ではないか」と厳しく指摘した。

李社長は晋州(チンジュ)が地方区の崔球植(チェ・グシク)ハンナラ党議員が「晋州ビビンパと全州(チョンジュ)ビビンパの違いがわかるか」と尋ねると、答弁するのに苦労した。崔議員が「全州ビビンパは温かいご飯で作る両班(朝鮮時代の官僚階級)の料理だが、晋州ビビンパは冷めたご飯をネジャンタン(肉類の内臓類を煮込んだスープ)と食べる庶民の料理」と説明すると「今後ぜひいただきたい」と話した。

この日、民主党の徐甲源(ソ・ガプウォン)議員と無所属の宋勲錫(ソン・フンソク)議員らが金剛山(クムガンサン)-開城(ケソン)両観光事業の再開に対し集中的に質疑した際には「北朝鮮が(観光客の)身柄の安全保障を約束しないのが(観光事業を再開できない)理由」と述べた。

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