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【科学コラム】ノーベル賞の受賞、焦るのはやめよう

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.16 14:54
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ノーベル賞に過度に執着する風土に対して筆者はやや批判的な立場だが、毎年、科学分野のノーベル賞を誰がどの分野で受賞するかをチェックするのは無意味なことではない。 今年のノーベル物理学賞は光ファイバーおよび電荷結合素子(CCD)の開発に寄与した研究者が「情報通信の世界の基礎を築いた功労」で受賞した。

もともと来科学分野のノーベル賞、すなわちノーベル物理学賞・化学賞・生理医学賞は基礎科学の発展に貢献した人物が受賞し、実用的な発明をした科学者や工学・技術分野の功労者が受けることは少なかった。 無線電信の発明で1909年度ノーベル物理学賞を受賞したマルコニーらが、基礎科学よりも技術的発明に近い業績でノーベル賞を受けた例外的なケースにあたる。

 
もし優れた発明家や工学技術者にも一般的にノーベル賞が与えられるなら、発明王のトーマス・エジソンはノーベル賞をどれくらい受けることになるだろうか。 エジソンの場合、送電事業分野のライバルだったニコラ・テスラと共同で1915年度ノーベル物理学賞受賞者に選ばれる可能性があった、といううわさがあるだけだ。

今年のノーベル物理学賞を生んだCCDはデジタルカメラの核心部品であり、光を電気信号に変える役割をする。 1921年度ノーベル物理学賞を受賞したアインシュタインの主要業績である光電効果の究明とも深く関係している。 アインシュタインといえばまず相対性理論が思い浮かぶため、ノーベル賞も相対性理論で受けたと考える人が多いが、実はそうではない。 相対性理論のような革命的な物理学理論は検証するのも容易でなく、ノーベル賞受賞者選定委員会を含む多数の物理学者を納得させるのに長い時間がかかったはずだ。

こうした点で、アインシュタイン以後の最高の理論物理学者に挙げられる英国のスティーブン・ホーキング博士も、ノーベル物理学賞を受けるのは難しそうだ。 もちろん‘車椅子の物理学者’として広く知られた大衆的な名声に比べ、彼の具体的な業績に対しては違った評価をする専門家もいるが、彼が宇宙論および粒子物理理論分野で最高の頭脳という点には異議を唱えないだろう。

最近のノーベル科学賞、特に物理学賞は、情報通信(IT)革命および科学技術の融合という時代的な潮流と変化を考慮してか、基礎科学だけでなく重要な技術的業績を築いた人にも時々授与される傾向が見える。 電気工学修士出身のジャック・キルビーは半導体集積回路(IC)の発明でコンピューターと電子工学の発展に大きく寄与した功労が認められ、99年度ノーベル物理学賞を共同受賞した。 07年度ノーベル物理学賞受賞者もノートブックとMP3用ハードディスク技術と関連した「巨大磁気抵抗」の究明が主要業績だった。 今年ノーベル物理学賞を共同受賞することになった電気工学専攻のカオ氏も、光通信の核心技術である光ファイバー開発の功労が認められた。

ノーベル科学賞受賞者のうち日本人が多かった昨年と02年には、国内の各メディアから「韓国からはなぜ受賞者が出ないのか」という声があふれ出たが、今年は科学分野の受賞者9人のうち8人が米国市民権者だったため比較的静かな雰囲気だ。 ノーベル賞に執着しすぎず、毅然とした態度で基礎科学研究に没頭していれば、遠からず韓国からも科学分野のノーベル賞受賞者が出てくるはずだ。

                                チェ・ソンウ韓国科学技術人連合運営委員


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