【コラム】国際金融機構を韓国に誘致しよう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.08 15:00
グローバル金融危機が発生してから1年が過ぎた今、世界の関心は2つの問題に集まっている。 一つは景気沈滞からいつ抜け出せるかだ。 もう一つは、危機の再発を防ぐため、国際的な金融規制と監督システムを構築することだ。 前者は一般人の関心は大きいが、本質的には一過性の問題にすぎない。 現在は、世界経済が最悪の局面を抜け出したという安堵と同時に、完全な回復にはやや時間がかかるという観測が大勢だ。 後者の場合、一般人の関心は少ないが、実際には今後の世界経済地図を左右する重要な問題だ。 国際金融規制と監督体系の構築こそが、新しく再編される世界経済秩序の枠組みを形成することであるからだ。
いま韓国は来年11月の主要20カ国・地域(G20)首脳会議の誘致に浮き立っているが、ある意味、行事自体は副次的なものだ。 首脳会議の開催をきっかけに国家の品格を高め、先進国に仲間入りするなどと、すでに騒がしくなっているが、これもG20首脳会議の本質とはかけ離れた話だ。 G20首脳会議はあくまでもグローバル金融危機に対応するために始まった機構であり、危機の再発を防ぐための対策をつくることが最優先課題だ。 韓国がこの行事を成功させるのも重要だが、危機対応策の準備に主導的な役割を果たせなければ、先進国に飛躍するという夢は水の泡となる。 実際の意思決定は従来のG7国家の間で行われ、韓国は行事場所を提供するという役割で終われば、どれほど虚しいことだろうか。