「南北問題、韓国が当事者…米国ではなく韓国の意見を伝えるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.01 08:50
9月30日、李明博(イ・ミョンバク)大統領が「主要20カ国・地域(G20)金融サミットの招致を国民に報告するための特別記者会見」で伝えたメッセージのポイントは、韓国が自ら強いてきた“辺方的思考”を払い落とそうということだった。北核問題や「親庶民政策」などにも触れた。
◇「グランドバーゲン、米国の誰かが分からなくてもいい」=北核問題の解決策を尋ねられると、李大統領は語調を強めた。「国際社会で韓国の発言権は常に微弱だった。常に他人に付いていき受動的な姿勢を取った。南北(韓国・北朝鮮)問題は韓国が当事者だ。事実上、これまで韓国の声はなかった。米国の案が何か、中国の案が何かなどにこだわり、米国の案にそのままついて行くばかりだった…」。