【社説】次期G20首脳会議、開催国になれるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.21 14:42
李明博(イ・ミョンバク、MB)大統領が、米国ニューヨークとピッツバーグで行われる国連総会と気候変化首脳会議、そして主要20カ国(G20)首脳会議に出席するために今日の未明、米国を訪問した。国連総会も重要で、気候変化首脳会議も重要だが、MBが最大の比重を置いているのはピッツバーグG20首脳会議であろう。首脳会議追加開催及び韓国誘致についてがそこで決まるからだ。MBは次期会議の開催の必要性と韓国開催の当為性を正常に十分に認識させることで、来年の会議の韓国開催を成功させることに渾身の努力を尽くさなければならない。G20首脳会議の韓国開催は国際社会で韓国の地位を高める決定的きっかけになることができると見るためだ。
世界国内総生産(GDP)の85%を占める主要20カ国の首脳会議は前代未聞の世界的金融危機に対処するために昨年11月ワシントンで主要7カ国(G7)とヨーロッパ連合(EU)及び12の新興経済国首脳が会同したところで始まった。先進国たちだけの力では危機を乗り越えることができないと同意され、新興経済国の出席で誕生したG20首脳会議は、金融危機以後、変わった世界秩序の構図を象徴する集まりとして浮上した。今年4月、ロンドンで2次会議が開かれたのに続いて24、25日、ピッツバーグで3回目の首脳会議が開かれるのだ。