鳩山代表「アジア重視」…米国一辺倒の外交から抜け出すか
日本自民党は1955年の結成以降、「安保問題は米国に任せ、日本は経済再建にまい進する」という‘吉田ドクトリン’を戦後最高の価値と考えてきた。当然、日本の外交の中心は米国だった。時には「米国第2中隊」という言葉も出てきた。その代わり米国の「安保の傘」を使って超高速で経済成長を遂げた。
しかし日本民主党はこうした外交政策に終止符を打つと宣言してきた。「主体的な外交戦略で対等な日米同盟関係をつくる」という公約もした。さらに米国一辺倒の対外政策をアジア重視政策に変えると述べた。