青瓦台（チョンワデ、大統領府）の金恩慧（キム・ウネ）スポークスマンによると、李明博（イ・ミョンバク）大統領は８月３１日、民主党の鳩山由紀夫代表と電話会談し「圧勝を祝う」と伝えた。

李大統領は「韓国と日本が連携し未来へ進むきっかけにしたい」とした上で「鳩山氏が友愛の政治哲学に触れたことがあるが、限りなく近い隣国として韓日関係が新たな時代を開けるものと期待している」と述べた。鳩山代表は「民主党は歴史を正しく見ることができる政党だから、李大統領と私は必ず前向きな韓日関係を実現できるだろう」とした後「友愛の精神をに基づき、より緊密に協力していきたい」と答えた。

また、李、鳩山両氏は北朝鮮政策について「北朝鮮の核問題や拉致被害者問題の解決に向け、韓日米３国が緊密な連携を取ることが重要だ」という認識で一致した。李大統領は「南北（韓国・北朝鮮）問題は根本的に北朝鮮が核をあきらめるのが大前提となる」とした上で「核廃絶なしではいかなる抜本的協力も不可能だというのが韓国政府の立場」と紹介した。

李大統領は続いて「韓日両国、韓米両国、また韓日米３カ国が緊密に協力すれば同問題の解決により近く迫ることができる」と付け加えた。電話会談は２０分間にわたって行われた。


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